ぎっくり腰のセルフ治療

8月のお盆休みの時に生まれて初めてのぎっくり腰になり、他の治療院も休みだったので自分で治療をしたというお話です。

それは突然やってきた

墓参りのために祖母の家に行き、ちょっとした荷物を床に置こうと左手を伸ばした瞬間です。
突然腰に力が入らなくなり、膝から崩れ落ちるように四つん這いの状態に。一瞬のことで何が起きたか分からず、起きようとしても痛くて動けませんでした。少し経ってようやく、これがぎっくり腰なんだなと理解することができました。

その日は墓参りの他に、帰省してくる友人との食事の約束があり、次の日には患者さんの予約が入っているという状況。患者さんに迷惑はかけられないので、最悪でもその日の内になんとかしなければという感じでした。

とりあえず楽な姿勢を見付けて横になり、どうするか考えて次の3択になりました。

①我慢して墓参りに行く
②近くの治療院へ行く
③自分で鍼治療

①は、自分はまた後日行けるので、諦めることに。
②は、祖母の家が福井の中でもかなりの田舎のため、近くに治療院が無いのもありますが、治療院はお盆に休むことが多いので、やっているところを探すのが面倒でした。
結局③なのですが、都合よく手元に鍼があるわけも無く、鍼がある自分の治療院までは車で片道40分かかります。誰かに連れて行ってもらいたいところですが、一緒にいた家族は、墓参りの他にもやることがあり暇が無かったため、自分で運転して行くことにしました。

症状の確認

鍼がある自分の治療院まで片道40分の道のりでした。腰痛がひどいと運転がこんなに苦しいものなんだなと患者さんの気持ちがとてもよく分かりました。カーブで遠心力がかかる度に、歯を食いしばって耐えました・・・

何はともあれ、なんとかたどり着いたのでまずは症状の確認です。実際の腰痛治療では、腰のどの場所の緊張が強いかの確認もするのですが、自分では難しいため省略しました。

腰痛の場所はというと、腰が全部痛くて左右のどっちが痛いのかも分からないという感じでした。

動きを確認すると、
前屈、後屈・・・ほとんど曲がらない
側屈、回旋・・・なんとか少しはいける感じ

その時の症状だけでは絞り込みが難しいので、とりあえず全体的な痛みをなんとかすることにしました。

いざ治療へ

まず鍼をしたのは「手」です。

手?と思うかもしれませんが、手には腰痛に関わるツボがたくさんあります。
というか、腰痛のせいで体の自由が利かないため、手にしか鍼ができなかったのもありますが(^^;

手のツボで体幹を支える脊柱起立筋の緊張を緩めると、腰を少し曲げられるようになりました。
自分への治療は、効かなかったとしてもいくらでもやり直せるので気が楽です(笑)

もう一度痛みを確認すると、腰痛の場所が全体から左側に偏った感じがしました。全体的な痛みが取れて痛みが左に偏ったということは、本当の原因が左側にあると考えられます。

多少は腰も曲げらるようになったので、痛みが強い場所に対する足のツボも使うと、痛みが最初の半分くらいになり、ある程度動けるようになりました。

一度目の治療では、痛みが半分以下になったくらいが、体に負担をかけ過ぎない丁度いいところなので、とりあえず治療を終えました。

次の日には、患者さんへの治療も無事こなすことができ、なんとか迷惑をかけずに済んだので良かったです。

※その後、無事全快しました。

最後に

ぎっくり腰は、突然なったと思うかもしれませんが、普段の体の疲れが溜まった結果起こるものです。
腰の疲れだけでなく、手や肩、足の疲れが原因となって起こることも少なくありません。

自分も気を付けなければなりませんが、普段体を酷使しているなという人は、週に1度は体を休ませてほしいなと思います。

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