あなたの骨盤ゆがんでる?

今日は暖かかったですね。来週はまた寒くなるようなので、気温の変化で体調を崩さないように気を付けましょう。

今回は骨盤についてです。

骨盤
「わたしの腰痛は骨盤のゆがみが原因って言われました。」
最近治療をしていると、患者さんからこの言葉をよく耳にします。

「腰痛=骨盤がゆがんでる」というくらい整体などのお店で決まり文句になっているような気さえしています。

そもそも骨盤がゆがむってどういう状態を指しているのでしょうか?
少し考えてみました。

① 骨盤を触診などで調べた結果、骨自体がゆがんでいた
② 痛みがあるのが骨盤付近だからとりあえず
③ 左右で骨盤の高さが違うなどの左右差がある

骨盤には、仙腸関節という関節があります。しかし、この仙腸関節はほとんど動かない関節なので、骨盤の形がゆがむことはほぼありません。
なので、①の場合は骨折などで骨が変形している可能性があります。すぐに病院へ行きましょう。

②は論外として、理由の多くが③のような気がします。
左右差がある→揃っていないとバランスが悪い→ゆがんでいる
と言っているのだと思います。
(あくまで私の勝手な推測です)

では、左右差があることは本当に体にとって悪いことなのでしょうか?

利き手や利き足があるように、基本的に人の体は左右対称にはできていません。
差がありすぎることには問題があるかもしれませんが、多少の左右差があることは自然なことなので、悪いことではありません。
左右がきれいに揃っている人はほとんどいないですし、もし腰痛の原因が骨盤の左右差があることだったら、ほとんどの人が腰痛を抱えていることになってしまいます。

重要なのは、見た目で左右差があるかどうかというよりも、骨盤が楽に動けているかどうかです。
腰を動かす時は、骨盤だけが動くのではなく、腰椎や股関節なども一緒に動きます。
そのどれかに異常が出て動きが悪くなると他の部分にも影響が出て、腰痛などの症状として現れてきます。

「骨盤がゆがんでる」という言葉は、原因に対して不適切な気がするので普段は使いませんが、あえて使うなら「骨盤がうまく動けない状態」がゆがんでいる状態だと思います。

-症状

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